今治タオル、泉州タオルと普通のタオルとの違い



タオルの基礎知識

 

 

どんな家庭でも当たり前のように毎日使っているのがタオルです。日常生活では非常になじみの深いものですが、実は案外詳しいことをよく知らないのではないでしょうか?

 

好みのデザインや値段だけでタオルを選ぶということもあるでしょうが、実際には目的、用途に応じていろいろな大きさ、厚さ、触り心地などがあり、使い分けていると思います。まずはこうした点をおさらいしておきましょう。

 

さてタオルのサイズですが、普段の生活でよく使うタオルといえば、フェイスタオルが挙げられます。顔や手を拭く誰もが使うフェイスタオル。1日のうちで最もよく使う定番となっているサイズは34×80㎝が一般的で、普段、タオルハンガーにかけておくのに最適なサイズです。

 

バスタオルも定番中の定番でしょう。入浴やシャワー後に体を拭く欠かせないタオルです。これもフェイスタオルと同様によく使う定番サイズは60×120cmです。この2つはまあ定番でしょう。

 

次は厚さですが、タオルは薄いから安物だ、厚いから高級だとは簡単に言えません。そもそもタオルの厚さは用途と深く関係しているからです。厚さはタオル面積あたりの繊維量なので、単位面積あたりの重さが厚さとなります。「重さ÷面積」でタオルの厚さを判断します。

 

ところが、織り方や糸の撚り方によっても違ってきますから、単純に厚さは数値化されていません。このあたりが、品質にも関係してきます。