今治タオル、泉州タオルと普通のタオルとの違い



タオルの品質

 

 

さて、このタオルが最初に日本に入ってきたのは明治5年となっています。イギリスからの輸入品として、最初、タオルは現在のような用途(体や顔を拭く)としてではなく、マフラーと同様に首に巻いて使用されていたそうです。それから以後、現在のように浴用としても使用されるようになっていったのです。

 

日本でのタオル生産も次第に盛んになっていったのですが、その代表的な場所として泉州と今治があるわけです。

 

タオルの材質として一般に多く使われている素材は綿です。その他、ナイロンやポリエステルの場合は吸水性を向上させたり、ナイロン、ポリエステルの繊維に特殊加工をして、さらに吸水性を向上したものもあります。他にも特殊素材で目的を特化した製品などもあります。

 

タオルの生産は中国産など安価な場所が主流になりつつありました。そんなことから、今治市などの国内のタオル産地は苦しんでいたのですが、高価でより高品質な製品に方向転換しつつあるのです。

 

特に糸にこだわることはポイントとされており、タオルの触感、使い心地の向上には欠かせません。最初に肌に触れる糸そのものの感触は重要です。糸の太さ、撚りの方法、構造、素材ブレンドなど、選ぶ糸でタオルの触感は大きく変わります。

 

また、手ぬぐいなど一般的な織物とタオルは違います。それは経糸とは別にパイル糸があるからで、この糸を特殊な動作(テリーモーション)でループ状に弛ませてパイルを形成しています。普通の織物は1本1本の緯糸を強く打ち込みますが、テリーモーションでは2本の緯糸を少し間隔を空けて打ち込みます。このパイルのふんわり感はタオル独特のものです。